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~closing chapter~ 千晶ルートクリア

2012年01月21日 20:20

ホワルバ2~closing chapter~ですが、ようやく1ルート、千晶だけをクリア。
普段なら読むのが遅いのに加え、アニメの視聴に時間を取られるのでもっと時間がかかる予定でしたが、
ホワルバ2のせいで今年に入ってからアニメを全く見ていないので休日は思う存分プレイできていたり。
まさかこの数年間の休日のメインであったアニメをあっさり遠ざけるほどハマることになろうとは…。

それで~closing chapter~のほうですが、正直、プレイ前までは新ヒロイン達にスポットが
当たることなんてあるのかと懐疑的に見ていましたが、実際はその真逆で必要不可欠な存在だったと実感。
彼女らがいなければ春希はずっと自分を許せないまま、罪の意識に囚われたまま、
雪菜との関係も変わることなく、きっと毒にも薬にもならない学生生活を終えていたことでしょう。

しかし、それでは意味がない、面白くないと言わんばかりに用意された刺激が新たなヒロイン達であり、
今回はその一人である千晶ルートをまずクリア。
その彼女との物語は共通ルートという名のノーマルエンドを先に見た自分からすれば、
個別ルート入ってから初めて明かされる彼女の正体に春希同様、終始振り回されっぱなし。
そして彼女の凄みすら感じる演技に圧倒されっぱなしでした。
シナリオも序盤のまったり感とはまるで違うメリハリの効いたものだったし、
何より雪菜との絡みが多くて非常に考えさせられる話だった。

しかし、雪菜は本当に強いな…。
強すぎるが故に自分を苦しめてるのに、それでも想うことをやめない。
どんなに傷ついても痛みに耐える。諦めない。
この度を越しているとも思えない一途さ、純粋さがたまらなく愛おしい。

愛ゆえに人は苦しまねばならぬ!!
愛ゆえに人は悲しまねばならぬ!!
愛ゆえに・・・


普通ならとっくに聖帝様化していてもおかしくはないだろうに。


そんなわけで千晶と雪菜の対比がメインだった千晶シナリオでしたが、今回一番胸を打たれたのは、
雪菜のことを想うがあまり感情を爆発させた依緒にだったりする。イイ女過ぎるだろ。
あのシーンでは中の人の演技にも言及せずにはいられない。引き込まれた。

さて、とりあえず一人クリアしたのはいいものの、まだかずさが全く関わっていないという現実を見ないと。
歌を忘れた偶像でメインであった友近君もノータッチだしな。まぁメインディッシュは最後の楽しみにとっておくとして、
今は先にオードブルというにはあまりに豪華な上司と後輩を堪能してこようかと。

ホワルバ2、「歌を忘れた偶像」 読了

2012年01月18日 00:26

一年後の、あの歌

二年後の、あの雪

ここまで読んだ時点で書きたいことは決まっていたはずなのに、

三年後の、あの想い

これが全てを奪っていきました・・・。

うん、俺は気付いてた。それに素質もあった。それが、開花した。

つまり、何が言いたいのかというと


超絶腹黒ドM雪菜最高!


・・・

読んだ直後にまともな感想なんか書けるわけねぇ。

ただ一つ言えるのは、やはり俺の見る目は間違っていなかった、と。

ホワルバ2 -introductory chapter- 2周目クリア

2012年01月16日 19:42


ホワルバ2 -introductory chapter- 2周目クリア。
2周目且つ、本編を補完する2つのノベルも読んでいるので、初回プレイでは察しきれなかったキャラの心理が
手に取るように理解できると同時にキャラへの愛着が強まり、一層ホワルバ2の世界観に魅了されている今日この頃。
その場その場でのキャラの心理が分かると、作品に対する見方が随分変わるので、
初回時とはまた違った新鮮さを味わえただけではなく、




↑のような追加イベントまであったりと、まさに至れり尽くせりな内容に大満足。
しかも、この追加されたイベントがこれまた重要というか、作品を語る上で欠かせないファクターだというのが憎い。
特典ノベルである「雪が解け、そして雪が降るまで」もそうでしたが、この追加イベントも初回では印象の薄かった
“冬馬かずさ”という少女とその母である“冬馬曜子”の関係を知る上では間違いなく必須なので。
正直、この親子のやりとりを見るまでは冬馬曜子に対しては悪い印象しかなかったのですが、2周目で追加された
イベント、会話の数々はその評価を覆すに値するものだったし、娘を愛する母親の顔が十分に見られるものでした。
う~ん、これならかずさも今までの経緯がどうであれ、もう一度母とやり直そうと素直に思えるはずだ。
初回プレイ時には納得のいかなかったことをこういう形で補完してくるとは・・・。やはりズルい。けれど巧い。


それと、






そこに至るまでの過程と、どういった気持ちでこの言葉を紡いでいるか、
その本当の意味・重みというものを理解できた時の破壊力の凄まじさと来たら…。
初めから周回プレイを前提に作られたのか、後付設定なのかは分かりませんが、
どちらにせよ、ライターの作品に対する妥協のなさというものを見せつけられた。
そんなこんなで~closing chapter~をプレイ前に早くも信者の仲間入りなのだわ。

・・・しかし、この2周目まででかずさの評価が上がり続けているのに対し、
春希への印象はずいぶん変わったなぁ。主に悪い方に。
初回プレイでは悪い印象どころか、好印象すら覚えていたのに、改めて冷静にプレイしてみると
ダメなところがより目に付くというか、どのような葛藤があったにせよ最終的には許されざるヘタレと化すので。
まぁ、その逡巡がこの作品には欠かせないスパイスだし、本人も作中で一生分の運を使い果たしたとも
バチが当たるとも言ってるからまだ許容範囲内ですけどね。少なくても現時点では。

ホワルバ2、「Twinkle Snow~夢想~」読了

2012年01月11日 00:02

毎年恒例の正月出勤の代休も今日で終わりだったりしますが、
今年はホワルバ2のおかげで割と充実したオタクライフを満喫できたかな、と。
・・・代償として今期の新アニメはまだひとつも見てないけどな!

そんなわけで連休最後の休みを満喫すべく、今朝の更新後直ぐ様ホワルバ2を再開・・・とはいかず、
日が暮れるまでひたすら音楽鑑賞などをしていたり。
最近奮発してそれなりに値の張るヘッドホンとアンプを買ったので、
ちょっと休憩するつもりで聴き始めたら抜け出せなくなった罠。
俺のような素人耳では偉そうなことなど何も言えませんが、高価なものにはやはりそれだけの価値があるのだと
納得させられました。あまりにもありきたりな言葉ですが、今まで聴きなれた曲が全然違うものに
聴こえるというか、今まで聴こえなかった音が明確に感じられたのでおもわずニヤケてしまったし。

…とまぁそんな経緯があったため、
「歌を忘れた偶像(アイドル)」を読み終えるという今日の目標を達成するどころか、
先ほどようやくオフィシャルサイトで公開されている「Twinkle Snow~夢想~」のほうを読了。
読み終えた率直な感想は、またしても「巧い」 そして 「やられた」。 これに尽きる。
本編、そして「雪が解け、そして雪が降るまで」を読んだ身としては、この内容はあまりにも自然で、
また、ほんの些細なきっかけで起こり得たであろう、もうひとつのホワルバ2。そのifストーリー。
しかし、どちらのストーリーを歩んでいても、結局はあの結末に至るところがなんとももどかしい。
そしてこの話を読んで雪菜に対する評価がまた上がりました。
なんというか、かずさとは違い、雪菜はどちらの結果であってもブレないんですよね。芯の部分で。
有り体に言えば強いんです。例え意地であろうと、見栄であろうと、それを貫こうとする意思がある。
ボロボロに傷ついて倒れそうになるけど、最終的にはちゃんと結論を出せて前を向けるポジティブさがある。
これはやはりかずさとの大きな差でしょう。かずさの場合はもともとが孤独であったため、
一度情や愛、温もりというものを知ってしまうとそれに依存する。すがってしまう。まさに忠犬。
しかしそれ故に、愛した相手には最大限の愛情を注ぐだろうし、また、裏切りは絶対に許さない冷酷さも併せ持つ。
そんな正反対な二人の、それぞれの思いの丈が存分に詰まったこのifもきれいに畳まれようとしたところで
エピソード2、エピソード3と持ってくるところが丸戸さんの意地の悪さであり、上手さなんだなぁと思い知らされました。

・・・でもこのノベル2つで一番株を上げたのは間違いなく武也だと思わずにはいられない。

ホワルバ2、「雪が解け、そして雪が降るまで」読了

2012年01月10日 10:18

あえて言おう――

ちょろい、と。

先日、と言ってもまだ半日も経っていませんが、・・・というか半日も経っていないのに
ブレない男どころか、ブレまくりでブヒりまくりな男に成り下がった俺がここにいたり。
とりあえず前回、
>かずさの方がギャップ萌えなのでエロゲ歴の浅いちょろゲーマーほど流されそう
と書きましたが、うん、それは間違いなくお前のことだ、と自分に突っ込まずにはいられない。

その原因であるホワルバ2-introductory chapter-の特典ノベルである「雪が解け、そして雪が降るまで」を
先程読み終わりましたが、なるほど、流石は丸戸史明だなと。巧いを通り越して卑怯でさえある。
ゲーム本編では描かれていなかった心理描写をこれだけ見せられてしまっては心動かされずにはいられない。
そういう意味ではパルフェの里伽子と似ているのですが、あっちは完全に反則だからなぁ。
里伽子の場合は設定がジョーカーだし、初めから好意を持たれていたけれど、かずさはその逆。
春希どころか世界そのものさえ敵にしていて、人と関わろうとせず無関心に徹しようとしていた少女が、
徐々にだが、確実に心を開いていく様が非常に丁寧に描かれた結果、
忠犬・かずさというなんとも愛らしいキャラへと変貌したわけで。
本編ではあのそっけない態度にまんまと騙されていたけど、かずさがこれほどまでに春希を好きなのだという
事実と過程ををあれだけ丁寧に描かれてしまっては、うん、これはいくら俺がブレない男でも関係ないと思うんだ。

・・・とまぁ、そんな自分に対する突っ込みはさて置き、
正直、これを読んでいるか、いないかでは本作に対する印象、評価が全く違うだろう。
本編では泣かなかったのにノベルでは普通に泣けたので。
どんなに良作だろうと繰り返しプレイを即座にしなかった自分が現にやり直してるくらいだからなぁ。
ノベルを読んだ後だと本編のキャラの心理・言動が初回プレイ時より遥かに理解できてしまうので
その相乗効果も相成って余計に痛く、辛く、苦しくもなりますが。

では、しばらく再プレイを堪能したら、もうひとつのノベル、
「歌を忘れた偶像(アイドル)」空白の3年間の物語 を読んでこようかと。
しかし、こちらは読む前からすでに胃が痛くなりそうなので、辛くなったら失恋ショコラティエに癒されよう。



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