2006年02月05日 13:31
うちのPS2ではディスクを読み込まなかったので友人にPS2を持ってきてもらい
プレイできるか試したらあっさりと認識しやがりました>ゴッド・オブ・ウォー
SCPH-30000使えないよSCPH-30000。しかしゴッド・オブ・ウォー以外のソフトは
支障なくプレイできるのでとりあえずゲームをクリアするまで本体を交換してもらうことに。
そんなこんなでようやくゴッド・オブ・ウォーをプレイしましたが、その内容にひたすら圧巻。
まずはなんといっても主人公のビジュアル。冷徹ハゲマッチョというのがステキすぎ。
その見た目通り正義の味方というわけではなく徹底した悪党ッぷりも最高。とにかく悪。悪いです。
生命の危機に瀕しているキャラに遭遇すると一般のゲームなら助けようとするはずのに、
この主人公の場合、相手が男だと当然のごとく見捨てるし。…例えば、
眼前で巨大な怪物に追いかけられている老人を見向きもせずに放置するわ、倒した怪物の
体内から「助けてくれ」という声が聞こえ、取り合えず見に行くものの、助けるどころか
男が身に付けている物だけを奪って体内に突き落とすなどの所業を平然と行うという外道っぷり。
とある仕掛けで生贄が必要なのだが檻の中に入っている生贄を見て
無言でニヤリと笑う主人公マジ悪党。・・・だがそれがいい。
ゲーム自体はさして目新しさはないものの、3Dアクションとしての完成度は非常に高く、
とくにPS2とは思えないような美麗なグラフィックは素晴らしいの一言。作り込まれた背景や
ボスのデザインは秀逸だし敵のモーションも一癖ある個性的な動きで見ていて飽きがこない。
そしてハリウッド映画さながらの音楽はこれでもかというほど重厚で荘厳な曲調に仕上げてあり、
爽快なアクション、操作性、カメラワーク、難易度、ロード時間など全てにおいて
抜群のゲームバランスのおかげでどんな状況でも爽快感が持続されるのが素晴らしい。
ステージを進むなかで、次から次へとバラエティに富んだ仕掛けが登場し、
それをクリアして行き着くボス戦がまた格別に面白い。
プレイヤーを飽きさせないステージ構成としては近年稀にみるレベルかと。
また洋ゲーでありながらチュートリアルを随所に挿入し、小まめにセーブポイント、
やり直し地点を用意し、ボス戦等で詰ってしまうとその場だけ難易度を下げる事も可能と、
挙げればキリがないのですが、ここまで懇切丁寧に作られているのも珍しいかと。
仕掛けや謎解きもよく考えられていて、苦戦しても何とかクリアできるレベルだし、
死んでも直前から再開できるのでストレスが溜まらないので嬉しい限り。完全に嵌りました。
私的にPS2最高傑作かもしれない。それほどの出来。
洋ゲーとかアクションが苦手という理由で回避している人もいるかもしれませんが
興味があるなら是非とも一度プレイしてみて欲しい作品ですね。一押しです。
最近のコメント