2010年01月11日 10:30
最近は桂明日香の漫画に夢中。
先月末になんとなく購入したハニカムが面白すぎたので、同じ著者の花やしきの住人たちもまとめて購入。
こちらは1話がラブコメの王道展開だったので普通に楽しめそうだとワクワクしながら読み進めていたら
次第に深く、重く、暗くなる、なかなかにダークな話だったでござる。
まぁ、ダークといっても殺伐としているわけでも鬱展開というわけでもなく、キャラクターの心情やトラウマについて
深く掘り下げて描かれているだけなのですが、そのトラウマというか心の傷が深いので重い話になるのも無理はないかと。
例えるならパルフェにおける里伽子シナリオのような感じ。
まぁ実際そこまで深い話ではないのですが、その対象に興味を持ち、知ろうとしなければ知りえなかった真実があるという
点では共通するところが多いかなといったところ。近づかなければ分からない、知れば知ったでその障害の大きさに
戸惑い、傷付き、苦悩する。しかし、障害が大きいからこそ、それを乗り越えた時のカタルシルは大きいわけで。
どのジャンルにも共通することですが、溜まりに溜まった想いが弾ける瞬間には心を揺さぶられずにはいられない。
・・・しかし、この花やしきに限っては重いテーマで描くより、1話2話のような純粋なラブコメ路線でいった方が
人気は出ただろうし、私的にもぶっちゃけそちらの方が見てみたかった気がしないでもない。
そんな花やしきを“陰”とするならば、それと正対して“陽”の作品なのがハニカム。
これが私的にドツボに嵌まりすぎというか、誇張抜きで最近読んだ漫画の中で1,2を争うほど好きな作品に。
作者曰く、『女の子が可愛くて何も考えなくても楽しめる軽い感じの漫画にしよう。一話一回はにかめるのが目標だ。
そんなわけで「ゆるさ」を大事にして描いているので軽い気分で楽しんでいただけたら嬉しい』
とのことですが、はにかめるどころかどの話も萌えと笑いに溢れていて終始ニヤニヤせずにはいられない幸せ漫画。
萌えや燃え、笑いや泣きなど、どれか一つに特化した作品ならごまんとありますが、
これほどまでに萌えと笑いの2点が高いレベルでまとまった作品にはなかなかお目にかかれないのではないのだろうか。
ギャグのセンスもさることながら、それを彩るキャラクターのなんと魅力的なことか。
そんなわけで各キャラを簡単に紹介をすると、
・湧水 萌
ガンダムをこよなく愛する腐女子。のちに魔性の女(笑)に。
・鐘金律子
健気な超貧乏ツンデレガール。
・音節 舞
ロリ巨乳のデブ専小悪魔。
・守時規子
天真爛漫&純真無垢で頑張り屋の病弱お嬢様。
・妙子
容姿端麗、有能多彩な人外。
・・・。
ま、まぁキャラ紹介だけだと非常にカオスな臭いがプンプンしますが、こんな個性的なキャラたちの織りなす
日常のちょっとした出来事が面白いのなんの。読んでて何度萌死と憤死を味わいそうになったことか。
どのキャラも魅力の塊には違いないですが、その中でも特に好きなのはやはり守時。
や、1巻までは完全に鐘成オンリーラブだったのですが、2巻で守時が登場してからの鐘成は完全に守時の引き立て役に
なっているからなぁ。まぁ、鐘成はもともと幸の薄い、頑張っても報われないキャラという感じなので仕方ないですがw
あとは湧水。途中までは高感度が高かったのに、魔性(笑)に冒されてからは目も当てられない状態に。どうしてこうなった。
嗚呼、今となっては眼鏡を恥じらっていた頃の湧水が懐かしい…。
そんな湧水とは逆に次第に評価が上がってきているのが舞。しかし舞は単独より王莉とセットで魅力が増すからなぁ。
とまぁ、これらのことを考慮すると(しなくてもですが)最終的にはやはり守時一択に落ち着くかと。
それにしても守時は本当に可愛いなぁ。俺も守時に腕をギュって握られたくて仕方ないのだわ。
■冲方丁の人気SF小説「マルドゥック・スクランブル」の劇場アニメ化が決定
以前GONZOによるアニメ化が発表されるも、その翌年に制作中になった経緯があり、非常に残念な思いをした本作が
満を持しての劇場アニメ化に。当時はアニメ化も難しいのではないかと思っていましたが、それがまさか劇場化になるとは。
「マルドゥック・スクランブル」といえば、重厚なSF作品なのですが、その最たる見せ場といえばやはりカジノのシーン。
このカジノでの数々の勝負、駆け引きがどれも筆舌に尽くしがたく、特にブラックジャックの勝負は圧巻の一言。
このカジノでの勝負が凄すぎるが故に、この名場面をどう演出するのか、そしてこの魅力を余さず伝えることができるのか
という期待と不安が半々ではありますが、好きな作品名だけにやはり期待せずにはいられない。
そしてこのマルドゥックと同時期に読んだ同じく傑作SFの「復活の地」が漫画化されていたので思わず反射で購入。
こちらは漫画というジャンルですが、作品の世界観や魅力を損なわず非常に丁寧に描かれていて実に満足。
内容が素晴らしいだけに是非ともこのクオリティーで最後まで完走していただきたい。
■PS3/Xbox 360『北斗無双』の登場キャラクターとストーリー概要を紹介
現在すべてのジャンルにおいて一番楽しみにしているゲームがこの『北斗無双』だったり。
北斗の拳のゲームといえば俺の中での神ゲー『世紀末救世主伝説』を超えるものはないと思っているのですが、
今回の『北斗無双』がそれにどれだけ近づけるかが最大のポイント。 ・・・というのも、ストーリーを忠実に再現したモードなら
既に『世紀末救世主伝説』で作られているし、それにプラスして旧作では『世紀末シアター』というゲーム内のデモムービーの
セリフをあらゆるキャラクターに任意に変更してオリジナルのデモを作成できるという神機能があったからなぁ。
もうこの神機能のおかげでどれほど吹いたことか。他にも『ザ・あべし』モードなど、サービス精神満載で文句のつけようのない
出来だったので、今回の北斗無双にもこれらのようなお楽しみ要素的なものを是非とも期待したいところ。
コメント
jade | URL | -
Re: ハニカムと花やしきの住人たち
珍しく好みが被った…だと…?
守時可愛いよ守時(;´Д`)ハァハァ
( 2010年01月11日 17:18 [編集] )
ケイ | URL | -
Re: ハニカムと花やしきの住人たち
jadeさんの好みはホール長一択だと思ってたのに…。
ある意味守時より断然魅力的ジャマイカ!
( 2010年01月11日 22:54 [編集] )
jade | URL | -
Re: ハニカムと花やしきの住人たち
>ホール長
あるあr…ねーよw
あんな危険な人物お近づきにもなりたくねえよw
( 2010年01月12日 23:41 [編集] )
ケイ | URL | -
Re: ハニカムと花やしきの住人たち
jadeさんのことだからきっとホール長に刺突とかされて喜びそうだと思ってたのに!
プレゼントとか渡すもにっこりとほほ笑みながらその場で破壊されて
くやしい…! でも…感じちゃう!(ビクンビクン って喜びそうだと思ったのに!
( 2010年01月13日 00:59 [編集] )
コメントの投稿