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ホワルバ2、「Twinkle Snow~夢想~」読了

2012年01月11日 00:02

毎年恒例の正月出勤の代休も今日で終わりだったりしますが、
今年はホワルバ2のおかげで割と充実したオタクライフを満喫できたかな、と。
・・・代償として今期の新アニメはまだひとつも見てないけどな!

そんなわけで連休最後の休みを満喫すべく、今朝の更新後直ぐ様ホワルバ2を再開・・・とはいかず、
日が暮れるまでひたすら音楽鑑賞などをしていたり。
最近奮発してそれなりに値の張るヘッドホンとアンプを買ったので、
ちょっと休憩するつもりで聴き始めたら抜け出せなくなった罠。
俺のような素人耳では偉そうなことなど何も言えませんが、高価なものにはやはりそれだけの価値があるのだと
納得させられました。あまりにもありきたりな言葉ですが、今まで聴きなれた曲が全然違うものに
聴こえるというか、今まで聴こえなかった音が明確に感じられたのでおもわずニヤケてしまったし。

…とまぁそんな経緯があったため、
「歌を忘れた偶像(アイドル)」を読み終えるという今日の目標を達成するどころか、
先ほどようやくオフィシャルサイトで公開されている「Twinkle Snow~夢想~」のほうを読了。
読み終えた率直な感想は、またしても「巧い」 そして 「やられた」。 これに尽きる。
本編、そして「雪が解け、そして雪が降るまで」を読んだ身としては、この内容はあまりにも自然で、
また、ほんの些細なきっかけで起こり得たであろう、もうひとつのホワルバ2。そのifストーリー。
しかし、どちらのストーリーを歩んでいても、結局はあの結末に至るところがなんとももどかしい。
そしてこの話を読んで雪菜に対する評価がまた上がりました。
なんというか、かずさとは違い、雪菜はどちらの結果であってもブレないんですよね。芯の部分で。
有り体に言えば強いんです。例え意地であろうと、見栄であろうと、それを貫こうとする意思がある。
ボロボロに傷ついて倒れそうになるけど、最終的にはちゃんと結論を出せて前を向けるポジティブさがある。
これはやはりかずさとの大きな差でしょう。かずさの場合はもともとが孤独であったため、
一度情や愛、温もりというものを知ってしまうとそれに依存する。すがってしまう。まさに忠犬。
しかしそれ故に、愛した相手には最大限の愛情を注ぐだろうし、また、裏切りは絶対に許さない冷酷さも併せ持つ。
そんな正反対な二人の、それぞれの思いの丈が存分に詰まったこのifもきれいに畳まれようとしたところで
エピソード2、エピソード3と持ってくるところが丸戸さんの意地の悪さであり、上手さなんだなぁと思い知らされました。

・・・でもこのノベル2つで一番株を上げたのは間違いなく武也だと思わずにはいられない。

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