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2012年 フィギュアスケート 世界選手権

2012年04月02日 03:10

【フィギュアスケート】 羽生結弦 2012年 世界選手権FS



日付が変わってしまって旬を逃してしまいましたが、コメントせずにはいられなかったので少しばかり感想をば。

まず、私がフィギュアスケートを本格的に見始めたのは2005年からになります。
そんでもって見るきっかけになったのが当時人気だった「銀盤カレイドスコープ」というライトノベルの影響を受けたからと、
始めは完全にミーハー気分だったのですが、いざ、試合を見てみると、その演技の素晴らしさ、面白さの虜になり、
今ではすっかり「好きなスポーツは?」と問われれば「野球とフィギュアスケート!」と即答できるほどになりました。
でも興味があるのは華の女子ではなく男子シングルオンリーというかなりの変わり者ですが(笑。
いや、始めはラノベの影響から女子だけを見ていたのですが、よりレベルの高く、迫力のある男子に興味が移行したのと、
高橋大輔という今でも一番好きな選手の演技を見てから完全に彼のファンというか虜になり現在に至るわけです。

そしてその大好きな高橋大輔がほぼパーフェクトな演技を見せてくれた今年の世界フィギュアですが、
今回は彼ではなく、彼と同じくらい、いやそれ以上の感動を与えてくれた羽生結弦について言及せずに入られない。
理由は彼の演技を見れば分かる。確かに、言葉は必要ないのかもしれない。
それだけ見るものの心を震わす、彼の想いと気迫が伝わってくる素晴らしい、本当に素晴らしい演技だった!

私がフィギュアスケートを見始めてかれこれ7年になります。これまでに今回の彼以上の得点をマークする演技も
実際に見ています。しかし、彼の演技はそれらの名プログラム以上に非常に深く私の心に響きました。
凄いプログラムを見たときの興奮と感動は何度も体験してきましたが、演技を見て涙が出たのは初めてだったので。
私的に今までで一番感動したのは銅メダルのバンクーバーでも金メダルの2010年世界選手権でもなく、銀メダルを獲得した
2007年の世界選手権。自国開催の期待を一身に背負った高橋大輔が押しつぶされそうな重圧に負けずに疾走したFS。
そのときの感動は今でも強く残っていますが、今回の羽生の演技はそれを上回る感動を私に与えてくれた。

ステップでまさかの転倒。正直不安というかガッカリした気持ちがあったのですが、そこからがまさに圧巻。
直後のトリプルアクセル、トリプルトウループのコンビネーションからもう目が離せなかった。
ジャンプが決まるたびに熱いものがこみ上げてきた。ステップに入るころには涙がこぼれてた。
そして演技後の感極まった表情に涙。荒川さんの解説に涙。阿部コーチとの抱擁に涙。
キス&クライで得点が表示されたときに号泣した。

最近歳のせいか涙腺が弱くなっているかもしれませんが、これだけの感動を与えてくれた羽生選手には心から感謝したい。
高橋選手ともどもメダル獲得本当におめでとう。今後の成長も実に楽しみです。

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